色んな人が、金融機関でお金の借入を申しこんでいます。色んな資金のうち、利用者の多い住宅資金、キャッシング、事業資金の3つについて、申込の方法を見ていきます。まず、情報を集めることが先決です。金融機関の担当者に相談するにしても、その前に予備知識を頭に入れておいた方が、色々な判断に役立ちます。

インターネットには、無数の情報が集まっていて、便利です。しかし、質の良いものも、良くないものもあります。そのため、書店の本で、内容の信頼できるものを参照するのも1つの方法です。あるいは、機会を見つけて、すでに借入を行った人の意見を聞きます。
行動の前に計画を立てる必要があります。おおまかに、借入金額を決めます。そこから、返済金額を計算します。無理な計画は避けて、着実に返済していきます。

1つ目の住宅資金は、担保を取ることが多く、比較的、金利は低くなります。返済期間は長く、20年、30年に及びます。借入先は、金利の低いものから順に選びます。金利が低ければ、返済額が少なくなります。まず、勤務先からの借入を利用します。住宅購入資金、教育資金などの貸付制度があります。従業員の福利厚生の側面があるため、金利は低く設定されています。次に、国の金融機関からの借入を利用します。その次に、民間の金融機関からの借入を利用します。

申込の手順としては、まず金融機関の担当者と相談します。借入と返済の大まかな計画を立てます。借入申込書を書きます。借入の金額、資金の使い道、借入の月日、借入の期間、借入の金利、変動金利、固定金利の別、提供できる担保、返済の方法などを記入します。申込の後に審査を受けて、借入が決まったら、借用証書を作ります。その後は、計画通りに借入と返済を進めていきます。

2つ目のキャッシングというのは、現金自動支払機で、個人が利用する小口の融資のことです。借入が便利で、使い道が自由なだけに、金利は高めです。返済期間は、長くても数年です。担当者に会うことはなく、24時間、毎日、申込、借入、返済ができます。今は、インターネットでも申込ができます。パソコン、携帯電話、スマートホンでも可能な所もあります。

申込の手順としては、端末の機械に入力して、審査があり、カードが発行されます。カードを使って、ATMなどで借入が始められます。書類としては、基本的に身分証明書、収入証明書が必要です。しかし、金額によって収入証明書は必要ありません。その日に借入できることもあります。条件によって、一定期間、利子のつかない扱いもあります。

3つ目の事業資金は、キャッシングなどでも受けられます。しかし、金利が高いため、返済が難しくなります。低金利の借入を利用するなら、金融機関との直接交渉になります。この資金で最初に目を向けたいのは、自治体や公的な性格の強い金融機関です。事業者の活動を支援するのが目的になっているものがあります。申込にあっては、事業への真面目な態度、強い意欲など審査されるようです。民間の金融機関を利用する場合は、担当者との個人的な付き合いなども影響するようです。